木で作る!オーナメントでクリスマスの準備 // もく(木)の会

年末の忙しさとともに、イルミネーションで街も華やいだ雰囲気になる12月。街ステーション8Fで、スギのオーナメントやクラフトワークの作成、木育フォーラムさんのきとひろばなど、木の持つ魅力にふれあうイベントが複数同時で行われました。

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スギのオーナメントは、かなばと呼ばれる薄い板状に加工されたスギの間伐材を、両面テープで貼付けて立体的なオーナメントを作ります。CSRメンバとNPO法人もく(木)の会さんのとコラボレーションで実施されました。このコラボレーションは、CSRメンバがフリーマーケットで見つけた鳥のオーナメントが以前にもくの会さんのイベントで使ったかなばと同じものだったことがきっかけで企画されました。実現に向けては、どんな形のオーナメントなら作りやすいか、その作り方も手探りで考えていったそうです。

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作り方の説明用紙もCSRメンバが作成しました

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「家のクリスマスツリーに飾ります」とコメントしてくれていました

Color Blocksさんによるクラフトワークは、マツボックリを使ったメダル型のオーナメントを作っていました。丸い台紙の上にマツボックリの一片をボンドで貼り付けていきます。好みに合わせて、乾燥させたレモンや切り抜いた絵柄などとも組み合わせることで、自分好みのデザインに仕上げていきます。もく(木)の会さんのスギのオーナメントと組み合わせて、また雰囲気の違うオーナメントに仕立てている人もいました。

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スギのオーナメントと組み合わせるアイデアもその場で出ていました

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木育フォーラムさんの「きとひろば」も、かんなくずのプールなど子供に大人気でした

今回のプログラムは、私たちCSRにとっても特別なものでした。いつもは、団体さんからの提案を受けてイベントの内容が決まり、CSRがその活動をサポートしています。しかし、今回もく(木)の会さんのプログラムは、CSRの方から団体さんに提案をして、イベントの内容が決まっていきました。

この「縁活」では活動の関わる人や参加する人同士がつながりを形成していくことで、百貨店はもとより地域全体が元気になっていくことを目指しています。団体さんとCSRのつながりが新しいイベントを生み出したのはその事例の1つであり、こういう活動がもっと広がっていけばいいなと思った1日でした。(ライター 伊藤)