ホワッと、甘く美味しそうなマフィンの香りが漂うキッチンの脇にはバケツに生けた花が。 ちょっと異色の取り合わせのイベントが、あべのハルカス近鉄本店９Fのキッチンスタジオで行われました。

イベントは ”はなあそび～ｎｏａｅ♪～ 花育de笑顔” さんの企画で行われました。「花育」 という、花を好きに触り感じることから、五感を刺激してもらうことを目的に活動をされ ている団体さんです。今回は、いつもと少し違う企画をと考えてクッキングとのコラボ レーションを実施されたそうです。

私が取材をさせていただいたのは、14時からのカボチャのマフィンとクッキー作りの回から。小学生くらいの女の子と小さいお子さんを連れたお父さんが参加されていました。

知らない子とも協力して、みんなで作ります

カボチャのマフィンは、マフィンの材料である小麦粉やバター、ベーキングパウダーなど をさっくりと混ぜ合わせた後に、カボチャのタネを載せてオーブンで焼きます。オーブン で焼きはじめると、甘い香りがキッチンの中にただよい始めていました。レポーターとし て参加していても、お腹がすいてきて辛いところ。オーブンでマフィンを焼いている間 に、クッキー生地の仕込みもして、生地をベンチング。その待ち時間に、花育を実施しま す。

花育のやり方は簡単。生けてある様々な花の中から、自分が好きな花を選びます。鉢にはフローラルフォームと呼ばれる吸水性が良いブロックが入っているので、そこに好きなように花を生けていきます。取材のときに、団体さんに特に心がけていることはあるの かと聞きましたが、子供達が自由にして花をさわり、花のことを感じることが大事なのだ と話されていました。

小さい子でもだれでも出来ます

花を好きに生け終えると、最後に鉢植えのデ コレーションをして終了です。参加者のデコレーションを見ていましたが、女の子らしくハロウィンのデコレーションをしていました。

クッキングのときもそうでしたが、お互いに作った物を見ながら、感想を言い合っ ているのが非常に微笑ましかったです。 料理や花育を通して、参加者同士が互いに仲良くなる、”はなあそび～ｎｏａｅ♪～ 花育de 笑顔” さんの縁活でした。