なんとなくもやもやして気分がしずむこと、ありませんか?
そんなとき、大声で笑えたらスッキリしますよね。
今回は笑いの健康体操「笑いヨガ」をご紹介します。
笑いヨガは、冗談・ユーモア・コメディーは使わず、ヨガの呼吸法を取り入れた笑いの体操です。
1995年インドで誕生し、現在では100か国以上に広がっているのだとか。
「おかしくて笑っても、呼吸として笑っても、身体は区別がつかないんです。健康への効果はまったく同じです」
どこでも笑い隊ラフターヨガクラブ代表の岡本さんはそう説明してくれました。
でも、本当に作った笑いでスッキリ感が生まれるのでしょうか?
そんな軽い疑いをもって参加したのは、3月24日に7F街ステーションでおこなわれていた、笑いヨガ。
この日だけでなく毎月第2・第4木曜日に開催しているので、常連の方の参加も多いです。
何度も参加される方がいるということは、やっぱり効果があるということなのでしょうか?
今回は私のほかにも2名初参加の方がいて、全部で12名で笑いヨガが始まりました。
「笑わなくてもいいですから、しっかり息を吐くことに集中してください」と、岡本さん。
笑いヨガの4つのステップは、
・手拍子
・深呼吸(しっかりと息を吐く)
・子供にかえるおまじないのことば「いいぞ、いいぞ、イェー!」
・いろんなしぐさを取り入れながら笑う笑いの体操
何度も繰り返されるものに、
・1・2、1・2・3と手拍子に合わせてかけ声をする
・「イェー!」と言いながら手を上にあげる
というのがありました。
「身体を動かすことで笑いを引き出します。それに、手を上にあげるときには肺が持ち上がり、たっぷり息が入るんですよ」
確かに、最初は緊張もあり体操として「ハハハハ!」と声を出していましたが、身体がだんだんほぐれてゆるんでくるのがわかりました。
また、不思議なことに気持ちも、だんだん「おもしろい」と感じるようになってきます。
そうなると参加者どうしで目が合うだけで笑いがこみあげてくる、なんてことも。
「ナマステ」とあいさつをしてから笑う「ナマステ笑い」、バナナをむくポーズをしながら笑う「バナナ笑い」などの笑いの体操。
そのほかに、この日は縁活防災すごろくで描かれた絵をもとに、リュックに防災道具を詰めながら笑ったり、懐中電灯のスイッチを入れてあたりを照らしながら笑うなどの、コラボ笑い体操もありました。
何度も何度も笑っていると、しっかり呼吸をしているせいか身体はポカポカ、腹筋もかなり動いている感じがしました。
何より、参加している皆さんの声がどんどん大きくなり、表情もいきいきしてきました。
初めて参加した方も、
「冷え症だけど全身ポカポカした」
「楽しかった!」
と、笑いヨガの効果を実感した様子。
また、笑いヨガが終わったあとも皆さんおしゃべりを楽しんでいました。
素敵な笑顔が伝染し、仲間も増やせる笑いヨガ。
あなたも笑って活力あふれる日を過ごしませんか?
※あべのハルカスから笑顔をつなぐ笑いヨガ
毎月第2・第4木曜日 10:30~11:45 7F街ステーション
参加費:500円(予約不要)
詳しくは、毎月発行されている、縁活リーフレットやHPからご確認ください。
(レポーター:めいしゃん)