食べたくなるリース// a-ta-sant’e ~le class pain~

9階キッチンスタジオで、2014年11月30日①11:00-13:00と②15:00-17:00の全2回行われたa-ta-sant’e~le class pain~さんの「ひとあじ違うX’mas 」というワークショップに参加してきました。

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手前のライ麦のリースを作ります。とってもおいしそうでしょ?でも、残念なことに食べることはできません。材料は、ライ麦と強力粉、砂糖、塩、ショートニングなので食べられるのですが、今回はいつまでも飾れるリースです。

くいしんぼうな私は、こねている最中も食べたくてしょうがありませんでした。でも、そんな気分を紛らわせてくれるのは、リース後ろのパンたち。これはもしかしたら‥。
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リース作り以外にも期待を抱きながら、始まったワークショップ。午前、午後で17名!

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まずは、前に集まって先生のデモで作り方を学びます。

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リースの土台の作り方以外にも、 飾り用クロワッサンやプレッツェル ・麦の穂の作り方などを教わっています。そして、いよいよ形作り。

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まずは、リースの土台作り。中心から三つ編みに!たまに順番がわからなくなるようで、「ん?」となることも。

ほかの人からインスピレーショをもらい、いろいろアイデアが浮かぶようで、リースを何重にも重ねる、雪だるまやリボンを作るなど、個性豊かなリースができあがっていきます。

ライ麦は、タンパク質のなかのグリアジンを多く含んでいるため、粘着性が強く、粘土のように扱いやすく、弾力性のグルテニンがないので、初心者でも形成がしやすいそうです。確かに、ちょうどいい粘着力で、触ると心地よかったです。

今回は パン作り初心者の方が多かったのですが、これでパン作りにめざめるのでは?と思うくらい、みなさん楽しそうに形成をされていました。手際のよさに感心していると、「先生の教え方がいいので」とにこやかな答え。

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みなさんの作品がどんどん仕上がってきています。全体にライ麦をふったらオーブンへ 。リースを焼いてる間に、先生が作った本物のパンでランチタイム。あのパンたちの出番です!目の前で、パンを切り分けてくれます。

① ②リース型の飾りがのったパンの上下の部分を切り落としています。
③ うん? パンを切り抜いています。
④ ⑤押し出して、中身が落ちた瞬間に、周りから「おぉ~!」という歓声!
⑥ ⑦中身をサンドイッチ用に切り分け、土台に戻していきます。
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仕上がりはこんな感じ。

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ほかのパンもその場で切り分け。みなさん、自分で好きなように取り分けていかれました。

~今回のパン~
もちもちの白パンは、自家製酒種酵母のカンパーニュ。くるみ、レーズン、かぼちゃの種、クランベリー、カレンズ 、などが入った贅沢なノアレザン。パネトーネマザー(天然酵母)を使っています。いろな味のハーモニーが楽しめました。そして、目の前で解体されていったライ麦パンのサンドイッチ。
自家製塩麹で蒸し焼きたパプリカもとってもおいしかったです。

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2回目のワークショップは、ゆったり人数でおやつタイムだったこともあり、パンの解体ショーはなかったでのすが、その代わりに講習中にホームベーカリーで作った焼きたてパンをその場で試食、後は半斤ずつお持ち帰りでした。

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さあ、ランチタイムが終わるころには、みなさんのリースも完成。こわさないようにそっと箱に移して持って帰られました。わたしも先生がデモで作った土台で、作らせていただきました。

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さっそくイーゼルを買い、家に飾ってます。ちょっとラブリーなのは、今月結婚する友達にプレゼントしようと思ったから。でも、もったいなくなって、結局我が家に飾っています(笑)。ヒイラギの実の代わりに、ハートをつけたところがお気に入りです。手前は、エピとクロワッサンです。ほのかにパンの香りがし、やっぱり食べたい。

このパンリース、定期的に120~140度のオーブンで水分を飛ばすようにゆっくり焼くと長く飾れるようです。今回も、 みなさん和気あいあいでご一緒させていただき、楽しかったです。ご参加いただいたみなさん、a-ta -sant’e ~le class pain~の利野先生、ありがとうございました。

次回は、2015年2月8日(日)。食べられるパンです!お楽しみに。
内容は決まっていせんが、バレンタインが近いので、チョコートを使ったパンになるのでは?

http://a-ta-sante.com/
当日の様子は、利野先生のブログにもアップされてますので、そちらもご覧ください。

(レポーター:まつもと)