クレヨンでお絵かき、お話づくり// 一般社団法人日本マインドヘルス協会

8月6日から12日まで、行われたあべのハルカス近鉄本店のイベント「あべの★こども博覧会」で、
9F催事場に縁活も日替わりでブースを出展しました。

名称未設定2

 

 

 

 

 

 

 

夏休みの宿題になるようなプログラムを用意してくれた団体さんは、

スウェーデントリムパーク/studio-L/MAMA’S HOUSE/GEP×近つ飛鳥博物館
RIPPLE DESIGN ARTS/NPO法人日本パーソナルカラー協会/一般社団法人未来とコラボ
香活塾/A-yan!!関西をアートで盛り上げるNPO/シニア自然大学校/Iro to ishI
里親いろいろ応援団×NPO法人さをり織りひろば/一般社団法人日本マインドヘルス協会
(順不同)

と、もりだくさん!

その中でご紹介するのは、8月12日に出展した
一般社団法人日本マインドヘルス協会の「ぐるぐるコミュニケーション」です。
代表理事の飯田さんによると、元々は子供のカウンセリングワークショップから生まれ、
現在は企業研修にも使われているのだとか。

名称未設定4

 

 

 

 

「ぐるぐるコミュニケーション」は2人1組になって行うお絵かき&お話づくり。
用意するのは1枚の紙とカラフルなクレヨンです。
「クレヨンの質感って、子供に戻れるんですよね」と飯田さん。
手を使って自由に絵を描くというのは人間の原点でもあり、
そのストレス発散の効果はパソコンを使って作ったイラストとは比べものにならないそうです。

やり方は、紙にまず縁取りをし、その中を6つのマスに分けます。
縁取りをするのは、テリトリーが生まれることによって
「ここからここまでがお絵かきのスペース」という安心感を与える効果があるからだそうです。
それから1人がクレヨンで波線や円、うずまきなど、自由に図形を描きます。
相手はそれを見て「何の一部に見えるか」を想像し、続きの絵を描き足して完成させます。
これを交代で描いていくのです。相手の反応を見ながら交代で絵を描くと、
奇抜なものではなく相手につなげやすいようなものになるそうです。
「言葉によらないコミュニケーションによって、思いやりの心が育まれるんですよ」

名称未設定5

 

 

 

 

 

 

 

5つのマスにすべて絵が描かれたら、それらをつなげて1つのストーリーを作り、
最後の1マスに書き込みます。
これはなかなか創造力がいる作業ですが、それだけに完成させられたら
「やり遂げた」「きちんと発表できた」という自信につながります。

完成した絵は額に入れ、持って帰ることができます。家に作品として飾って、
その時のことをまた話すのもいいですし、同じようにして新しいお絵かきに挑戦するのも素敵ですね。

名称未設定6

 

 

 

 

 

 

 

 

(※プライバシー保護のため、子供さんのお顔にはモザイクをかけています)

親子で参加しているお客さんのお絵かきの様子を見ていると、
絵を見ながら「これは何かな?」「何色にしようか」「次はどうしようか」と
笑顔でコミュニケーションをとっていました。

特に印象に残ったのは、ストーリーを作るときに、ペンをお母さんと子どもさんが一緒に持って、
一文字一文字ていねいに書いていたこと。
こういったところから子どもに安心感と思いやりが伝わるのだな、と深い愛情を感じました。

名称未設定7

 

 

 

 

 

 

第5回・第6回ぐるぐるコミュニケーションは、

8月29日(土) ①13時~14時 ②14時半~15時半 ③16時~17時 5F街ステーション
9月20日(日) ①13時~14時 ②14時半~15時半 ③16時~17時 5F街ステーション
で開催です。

一般社団法人日本マインドヘルス協会のHPは、
⇒http://jamha.org/

Facebookページは、
⇒https://www.facebook.com/japan.mhc/
です。

(レポーター:めいしゃん)