一人よりみんなと、知的コミュニケーション!

婚活!?
講師を務める「まわしよみ新聞」代表むつさとしさんの、
“縁活”ならぬ“婚活”というジョーク(?)から、「まわしよみ新聞ワークショップ」がスタート!
参加者の笑いを誘い、一気に心を掴んでいました。

「まわしよみ新聞」とは、新聞を数人でまわし読みし、気に入った記事を切り抜き、
その理由をプレゼンテーションして、画用紙に貼ってまとめるというもの。
参加者全員が新聞の編集者となり、オンリーワンの紙面を作っていくのです。
人が集まることで多様な意見が生まれ、自分の知らなかった分野へも視野を広げることができる点が、
「まわしよみ新聞」の面白さのひとつです。

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今回のワークショップには20代~80代と幅広い年齢層の男女9名が参加されました。
むつさんから「ポイントはいかに小さい記事で皆を驚かせるか…それが醍醐味であり、かつ楽しい!」というアドバイス。
まず一紙をじっくり読み込む人もいれば、躊躇なくいきなり記事を切り抜き始める人もいらっしゃいました。
みなさんの顔は集中していて真剣そのもの。
この後のプレゼンがいやが上にも楽しみになってきました!

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気になる記事を切り抜けば、いよいよプレゼンテーション。
母親目線で見る医療や教育問題、夢のあるロボットや地域の活性化、身近なメンタル・人間関係の問題など、それぞれの興味・関心を持った記事が発表されました。
堅い内容の記事ばかりではなく、広告や4コマ漫画にも注目が集まりました。
発表を通じてお互いの人柄を知ることもでき、初めて会った人どうしとは思えないほどに仲が深まっていました。
最後に今回のトップ記事を決め、画用紙へ貼り付け。
編集後記(名前と感想)を記載し、「近鉄百貨店阿倍野局 まわしよみ新聞 2013年3月5日号」が完成しました。
記念撮影の後解散となりましたが、参加者どうしで連絡先を交換し合う姿も見受けられました。
あっという間の3時間でしたが、そこで人と人との絆が生まれる瞬間に立ち会うことができました!

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参加された方々のご感想です。
・短時間で記事を選ぶのが大変でしたが、興味を持つポイントが全員バラバラだったのが楽しかった。(30代女性)
・発表の時間が豊富だったので、それぞれのパーソナリティがわかって面白かった。(50代女性)
・予想通りの楽しさだった。世代を超えて話をする機会を失ってしまった現代において、このような機会を増やし、年長世代のノウハウと若い世代の行動力とで新しい時代を作り上げたい。今生きている人たちはみんな「同世代に生きている仲間」だと思いますから。(60代男性)
また、この日ワークショップの取材に訪れていた新聞記者の方は「年齢や性別に関係なく、話題にできる新聞は自画自賛ですがやはり素晴らしい」と素敵な笑顔でした。

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「まわしよみ新聞」代表のむつさんは、今回のワークショップを通して百貨店でのワークショップに確かな手ごたえを感じておられました。
「百貨店には様々な年代、様々な背景を持ついろんな人が集まる。
バラエティ豊かで、百貨店の可能性を発見できた」と話されました。
自分の世界を広げ、他者とのコミュニケーションのツールにもなる「まわしよみ新聞」と、多種多様な人々が集まる百貨店の相性はぴったりなのではないでしょうか。
新しい発見をすることの楽しさを、人と人の心が繋がる瞬間の喜びを、多くの方々に体感していただきたいです。
「まわしよみ新聞」は百貨店以外にも、各地でワークショップを展開されています。興味をお持ちの方は、ぜひこちらにもご参加ください!

Reported by かっしー&奥さん

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