”色”からはじまる、”宇宙”への扉

「縁活×JAXA ―」
人々がもっと”日常的”に訪れる場所を目指す、「あべのハルカス近鉄本店の縁活」と
飛びぬけて”非日常的”な宇宙を研究する、「JAXA」と異色のコラボレート―
何が起こるから分からない、ワクワク感がある多種多様なコラボレートイベントが多く企画されました。

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今回のコラボレートでご協力頂いた、JAXAの松本さんは仰られます。
「子ども達は縁活のような場で多くのイベントを体験して、その中から自分の興味を持ったことを”選べる力”を養ってほしい―」
親から一方的に”やらされる”より、子ども達自身が興味を持って”やりたい”ことを見つけて欲しいと願っておられました。

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その中で、夢と希望に満ちた子どもたちに焦点を当てて行われたのが、
NPO法人色彩生涯教育協会主催の「子供に宇宙への興味を持ってもらうための色彩講座」です。
”色”という、子ども達でも認識ができる身近な存在のキーワードから、
様々な実験やクイズを通して、地球や宇宙で起こる色にまつわる事象を体験するワークショップが行われました。

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まず最初に色をテーマとしたキーワードの解説のあと、それを実証する実験が行われました。
見守る親の方も実験に興味津々で、親子で力を合わせて実験に取り組む光景がとても微笑ましく感じました。

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空の色が変わることの疑問や光の加減色にまつわる実験など、色と地球や宇宙に関連した数多くの実験が行われ、
地球や宇宙における様々な事象を身近な存在である色を切り口に体験できて子ども達の目線を釘づけにしていました。L1000196

次に行われたのが、景品が当たるクイズ大会です。
「宇宙は地上から80キロ上空?」「オーロラの色は見える高さと関係がある?」など、
色や宇宙にまつわるクイズが出題され、子ども達も笑顔で楽しみながら答えていました。

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次に行われたのが、JAXAの松本さんによる、JAXAの「国際宇宙ステーションから見た地球」の最新映像の解説です。
日本列島やオーロラが映ると歓声が上がり、他にも子ども達が興味を持っていた雷がキラキラと光り輝く映像は、
近年落雷が多発している地球環境の大きな変化の現状を改めて認識させられる一面もありました。

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最後に、JAXAの松本さんと子供たちによる質疑応答が行われました。
「宇宙飛行士になるには?⇒サバイバル訓練や左利きの人もいるなどのエピソード」
「地球以外の星に住めるの?⇒火星まで片道1年半掛かるエピソード」など
子どもらしい質問が飛び交う中でイベントは終了となりました。

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イベント終了後に、参加された親子にインタビューをさせていただきますと、
「色んな色を混ぜて新しい色を作りたい」「女の子なので、宇宙から見たオーロラや雷など光り物が綺麗だった」
「宇宙飛行士を目指して練習をします」「宇宙から新しい星座を見つけたい」などなど
色にも宇宙にも興味を持ってくれたようで、今回の縁活に参加してくれた子ども達の中から宇宙飛行士が誕生するのも夢ではないでしょう。

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