感動体験を和紙に投影する水墨画体験を。NPO法人世界芸術文化連盟さん

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今回紹介したいのは、NPO法人世界芸術文化連盟さんです。
取材場所は、大阪の最先端都市ウメキタに隣接するレトロビルに事務所を構えるstudio-Lさんの大阪事務所でした。
レポーターチームの私テルとコンシェルジュチームのお二方で取材に臨みました。

まずは、コンシェルジュチームの皆さんからの質問で、3月2日の「お雛様を描いて貰おう」体験イベント及び
3月3日の展示会に参加されるお客様に対し、どのようなお話で盛り上げれば良いかと聞かれました。
その質問には、幅広い世代の方に参加して欲しいので、水墨画及び展示についての説明や魅力を伝えてほしいとの回答でした。
また、絵を描かれる際の団体の皆さんの想いを質問されまして、それについては団体の代表さんは実に30年以上の長年の経験で頭の中で完成形の全体像を想起してから、下書きなしで一気に描きはじめるそうです。
ちなみに、生徒の皆さんは、全体像のイメージはしますが、下書きをしてから精神を集中させて勢いをつけて描き始めるとのことでした。

次にレポーターの私の質問としては、絵を描く際のモデルイメージについてお聞きしたところ、やはり団体の代表さんの出身国であり水墨画の故郷である中国旅行で、実際に仙人が現れそうな山の奥地に足を運び、感動体験を肌で感じた情景が、最も水墨画を描く際にモデルイメージとして投影すると描き易かったとのことでした。
また、日本国内においても徳島県への旅行で、阿波踊りや渦潮を実際に目で見て肌で感じた感動体験を水墨画に投影したり、今後は近鉄南大阪線沿線の寺社仏閣を観て回るツアーを組んで水墨画として描いていかれる計画があることから、身近な阿倍野の情景や地域の花を水墨画に投影していくことで、来場者の親近感を得るようにしていきたいとのことです。
このほか、ある程度のターゲット層をお伺いしたところ、やはり若い世代に感動を与えるようにしていきたいとのことで、かつては4大教養の一つが水墨画であったことから、幼少期から継続的に水墨画に慣れ親しめるような提案を考えておられます。
ちなみに、水墨画とはイメージのような白と黒だけの世界ではなく、必ず墨を使うことが前提なだけで、
実際は色をつけて華やかな水墨画も多く存在することから、自らの感性を信じて自分の好きなデザインを描いて欲しいとのことです。

以上、短時間でしたが、NPO法人世界芸術文化連盟さんの水墨画の普及及び縁活に対する意気込みを伺い、私としても微力ながら盛り上がるよう頑張っていきたいと、非常に大きな刺激を受けました。

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