人と人がつながり、奏で、響き合う~アルハープの調べ~

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昼下がりの百貨店のフロアに鳴り響く軽やかで心地良い音色。
様々な楽器が次々に登場し、美しい音を奏でます。
フルート演奏やコーラス、手品、唄・ハンドベルなど、多ジャンルの演奏が観客を楽しませてくれます。

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なかでもひときわ目立つ、珍しい形の楽器「アルハープ」
世界中には様々な種類のハープがありますが、アルハープは「どこでも誰でも簡単に弾くことができる楽器」という想いから2007年に考案されました。
現在、世界に60台のアルハープが存在しています。
弦の素材や並びによって、アコースティックギターのような音色、琴のような音色など、多彩な音を作り出すことができ、
クラシックから童謡まで、幅広い曲が演奏できます。
楽譜に沿って弾くだけで、誰でも簡単に音が鳴らせる、とても親しみやすい楽器です。
このアルハープを用いて演奏活動を行われているのが、Aru(アル)さんです。
普段は大阪市内での演奏会などに参加。アルハープ単独での演奏だけでなく、ピアノやバレエ、尺八、能など様々なジャンルの楽器・芸術とコラボ演奏を行っています。
Aruさんは、人と人のご縁、偶然がもたらす出会い、そういったものをとても大事にされています。
音楽は、演奏するひとと、演奏を聴いてくれるひととのコラボレーション。
その想いが伝わり、会場には多くの観客に包まれました。
買い物で来られた女性客は、
「音楽が好きだから、こういう演奏のイベントがあるのは嬉しい。アルハープという楽器も初めて知って、とてもきれいな音が出るのだと思った。また聴きたい。」
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ひとりでは何も出来ないけれど、小さなきっかけから人と人がつながって、大きな輪になっていく。
これからも多彩なひと、楽器とのつながりで音を奏でるAruさんの活動から目が離せない!

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