あなたの話、お伺いします。

あなたには、悩みを話せる相手がいるだろうか? もちろん、家族や友人、恋人と会話は楽しんでいるだろう。でも、悩みを聴いてもらう…とすればどうだろう。なかなか打ち明けにくく、一人で抱え込んでしまっていないだろうか。

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そんな風に悩みを抱える人に知って欲しいのが、関西プロボノの会KICOKA33による「傾聴屋」。人の悩みを聴いてくれる無料ミニカウンセリングだ。ただ話を聞いてもらうだけで、どうにかなるのだろうか?ちょっと疑いの気持ちを持ちながら、お話しを伺ってきた。

KICOKA33は、産業カウンセラーの資格を持った有志の集まり。産業カウンセラーとは、主に働く人を心理学的手法によって、悩みを持ち、生きづらいと感じている人に寄りそう人たちのこと。この基本的な手法が「傾聴」だが、ただ話を聴けばいいというわけでなく、スキルが必要とされるため、産業カウンセラーは、きちんとした訓練を受けている話を聴くプロ。

『もっとカウンセリングを身近な存在にしたい、深く思い悩む前に気軽にカウンセリングを受けて欲しい』という思いで、KICOKA33は活動している。定期的に企業説明会にカウンセリングブースを出展し、就活生のカウンセリングを実施中。今回縁活に参加されたのも、もっと色んな場所で、色んな人にカウンセリングを知って欲しい気持ちからだそう。

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『ハルカスのような百貨店の中で活動をしようと思ったのは、もっとカウンセリングの敷居を低くしたかったからです。私たちの活動が、カウンセリングを受けるきっかけになればいいな、と。産業カウンセラーって、企業とか、官公庁、労働組合、電話相談など、実はいろいろな場所で活動しているんです。でも、ちょっと遠い感じでしょう?』

確かにカウンセリングを受けるとなれば、セクハラやDVといった深刻な悩みでないといけないようなイメージがある。つまり、病院に行くような気持ちだ。

『悩みは、どんなことでもいいんです。板挟みになって誰にも話せない人間関係の悩みとか、自分だけではどうにもならない悩みってあるでしょう?そんなとき、気軽にカウンセリングを利用して欲しいんですよね。産業カウンセラーと言うと、仕事の悩み専門と思われますが、仕事に対する悩みは人それぞれ。それにどんな風に働くかは、その人の生き方につながっていきます。私たちの役目は、そんな風に生きているなかで起こる悩みに寄り添うことなんです』

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悩みを抱えたら、まずは誰かに話してみる。話を聴いてもらうことで、気持ちが整理されるそうだ。その際聞き手は、問題解決のアドバイスするのではなく、ただただ相手の話を聴くことが大切。カウンセリングでは、話をしているうちに泣き出してしまう人もいるそうだ。自分の気持ちを話し、それを聴いてもらうことで、気持ちがほぐされるのだろう。

今回の縁活でのカウンセリングは、15分という短い時間だったにも関わらず、カウンセリングが終わった後はみんな笑顔だった。私たちは基本的に、自分の話を聴いて欲しいと思っているが、意外と日常生活のなかで、自分の話を聴いてもらえることは多くない。会話は、あくまでもお互いに話すことが目的なので、一方的に話すことは難しいし、悩みを打ち明けられると何かアドバイスをしないといけないというプレッシャーから、話を遮ってしまうこともあるだろう。KICOKA33なら、「否定せず、共感し、さえぎらず」にとことん話を聴いてもらえる。

誰にも言えない悩み、何となくモヤモヤした気持ちを抱えるあなた、これからもKICOKA33は縁活で活動される予定だそうなので、少し立ち寄って話してみてはいかがだろう?自分でも気づいていない思いが発見できるかもしれない。

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