本を通して広がる世界〜天満橋ビブリオバトルさんを取材して〜

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ある本を読み終わったあと、「あぁ誰かにこの本を薦めたい!」と強烈に思ったこと、ありませんか?

「でも本を薦めるのは押しつけがましいかな」と、その衝動をそっと抑え込んだ経験も、ないですか?

 

行き場をなくした本に対するあなたのアツい思い、やっぱり吐き出してみませんか?

 

先日、「あべのビブリオバトル」を開催する天満橋ビブリオバトル実行委員会さんにお話を伺いました。

 

「ビブリオバトル」とは、本の紹介コミュニケーションゲーム。ルールはいたってシンプルです。

発表参加者が好きな本を持ち寄り、5分間でその本を紹介。質疑応答のあと、

発表された本の中で「どれが一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い、

最多得票の本を「チャンプ本」と制定します。

大人から子供まで誰でも開催できることから、いまや全国で開催されています。

 

「たった5分だけれど、思いが込められた発表を聞くと、その本を読んだ気になる。

そして、テレビや新聞では全く理解できなかったことでも、理解できる。

それが、ビブリオバトルの醍醐味」だと、実行委員会の中田さんはおっしゃっていました。

 

本屋さんや図書館など本と関係のない百貨店という場所で開催するビブリオバトル。

普段本になじみのない方たちにも多く足を運び、気軽に楽しみながら参加していただきたいと思います。

 

人を通して本を知る。本を通して人を知る。

本を通して伝えたい思い。広がる共感と、豊かな知の世界。

 

きっと自分一人ではたどり着かなかった本や人との出会いが、ここであなたを待っています。

未知の世界へようこそ。

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