人生のモヤモヤを語ろう!// 35歳REALあるある!

5月17日(土)に7階街ステーションで開催された、20代30代のモヤモヤについて考えるプロジェクト「35歳REALあるある!」のお披露目&トークショーに行ってきました。
このプロジェクトは、結婚、子育て、介護など年齢を重ねるたびに増えていく課題を、自分ごととして考えてみることがテーマ。昨年5回にわたって課題に取り組む人や施設を訪ね、参加者同士で感じたモヤモヤを話し合ったワークショップが開催されました。
縁活ではその様子をまとめたパネルが展示されていました。「どれもまだ関係ないかな~」と思いつつも、世の中にはさまざまな課題に取り組んでいる人がたくさんいること、他の人も同じように悩んでいることを知って、頼れる場所ってけっこうあるんだとちょっと安心できました。
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15時からは、1歳のパパの立場からパパの育児支援の活動を展開している看護師の古山陽一さんと、35歳REALあるある!のデザインを手がけている、さくらいはじめさん(この方も子育て真っ最中!)によるトークイベントがスタート。出産前の悩みから育児に対する理想と現実など、2人のパパのリアルな子育てモヤモヤを聞くことができました。男性の育児トークは、普段はあまり聞く機会がないので新鮮でした。

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そのなかで出た「子どもはかわいいし、子育てに幸せを感じているけど、わずらわしい一面があることも事実。でもそんな不満は言っちゃいけない雰囲気がある」というさくらいさんの言葉。確かに、子育てや結婚、介護なども頑張るのが当たり前で、辛い、逃げ出したいとはなかなか言い出しにくいものかもしれない…と考えさせられました。「誰の身にも起こり得ることなのに、言えない空気があるから、必要な情報も共有できないのでは??」

悩みは共有するだけで、少し気持ちが軽くなります。簡単に解決しないことだからこそ、気軽に悩みを言い合える場、相手を持つことが大切だと感じました。「35歳REALあるある!」。一歩大人に近づけたイベントでした。(レポーター・M)