きっかけはすぐそこに。

街の一角によく置いてあるチラシ。
置いてあるだけでは、なかなか手に取る人は多くないかもしれないが、チラシについて語ってくれる人がそこにいたらどうだろう。そのチラシには収まりきらなかった情報や、チラシを作った人の想いが伝わり、チラシ自身の魅力が増すかもしれない。
3月2日から3日にかけて開催された「南大阪のNPOのチラシあつめまし展」で展示しているNPOの会報やチラシは、SEINの事務局長である宝楽さんがNPOを一軒ずつ訪問し、集めてきたものだ。南大阪には約650のNPOがあるが、そのうち50団体の会報やチラシが近鉄百貨店7階に並んだ。どれも「火傷しそうなくらい熱い」想いが込められている。

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そんな熱い想いが込められた会報だが、実際どのくらいの人が手に取って読んでいるのだろうか。そもそも、NPOの会報ってどこに置いてあるの?という人も少なくないだろう。
せっかく思いを込めて作った会報がなかなか読んでもらえないのはもったいない!ということで、今回の縁活では、まわしよみ新聞とのコラボ企画「NPO会報のまわしよみ」が行われた。まわしよみ新聞とは、新聞を持ち寄ってみんなで読み、それぞれが気になった記事を切り取って発表、それらの記事を集めて「まわしよみ新聞」を作る、というもの。この日は新聞ではなく、NPOの会報を使って行われた。このようなコラボ企画が生まれるのも、縁活ならでは。
このまわしよみが非常に盛り上がった。参加者からは、普段あまり目にする機会のないNPOの会報を読んでいろんな活動をしている団体があることがわかった、目にとまる記事が人によって大きく異なることがよくわかった、記事についてみんなで色々話ができて楽しかった、といった感想が聞かれた。

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NPOをもっと身近に感じて欲しいから、一人ひとりの興味に合わせたNPOを紹介する。コミュニティカフェ「パンゲア」に人を集め、ギャラリーやアートイベントのチラシと並べてNPOの会報を置いてみる。そのようにして、SEINは地域の人々がNPOと接点を持つきっかけ作りを行っている。
NPOとの関わりかたは様々。会員になる。ボランティア活動に参加してみる。デザインなどのスキルがあるならチラシ作りをお手伝いするのもいいだろう。会報を取りに行って周りの人にシェアする、なんてこともそのひとつだ。そんなに気張る必要はない。

展示を訪れた方からは「ただチラシが置いてあるよりも、自分の興味を聞いてくれ、説明してくれる人がいてよかった」「(自分も市民団体で活動しているので)他の団体について知ることができた」といった声を聞くことができた。
会報に込められた熱い想いは、近鉄百貨店を訪れた人々の心に届いたのではないだろうか。

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