音楽が紡いだコラボレーション

2013年3月3日、近鉄阿倍野百貨店9Fこもれび広場にて音楽と舞台の会さんによる「カジュアルクラシック」と「華音展」が開かれました。
音楽と舞台の会さんの活動趣旨は大きく二つあるそうです。
① 音楽を通して人々に夢や勇気を持ってもらうこと、人の心を豊かにすること
② 学生やアマチュア演奏家等への活動支援(演奏機会の提供)

舞台上にはオルガンが置かれてあり、オルガンの横には前日行われた、世界芸術文化連盟さんの水墨画体験で書かれたおひな様とお内裏様の絵が飾られてありました。絵のおかげでひな祭りの雰囲気も漂わせながら、「これから何が始まるの?」と数人のお客さんが足を止められる中、司会者の女性が現われ、オルガン奏者の女性を舞台に呼び込むと、演奏が始まりました。
曲は「白鳥の湖のワルツ」「タイタニックのテーマ」など。「涙そうそう」の演奏では、司会者の女性が一緒に演奏にあわせて歌われました。
オルガンの優しい柔らかい音色に、お客さんは静かに耳を傾けていました。

Exif_JPEG_PICTURE

司会者の方が次に呼んだのは生け花のパフォーマンスをする女性お二人。お二人は舞台の端に分かれ生け花の用意を始めると、今度はフルート奏者の男性お二人が舞台に上がられました。
フルートの演奏が始まると同時に、まずは一人の女性による生け花のパフォーマンスが始まり、フルートの軽くて心地よい音色の中で、女性は舞台上に座りながら生け花を完成させました。
続いて、もう一人の女性の生け花のパートナーは、音楽と舞台の会さんの前に演奏をされていたAruさんのアルハープの音色でした。アルハープの美しい音色に包まれながら、二つ目の生け花が完成しました。
舞台の両端に生けた花を残し、生け花のパフォーマーの女性お二人は舞台を下りると、司会者の方が舞台の前、テーブルの上に用意した5つの白いマグカップに生け花をしてみませんか?とお客さんに呼びかけると、5人の女性の方が集まり(うち二人はサポーターの女性お二人でした)、生け花をしたパフォーマーの女性お二人のアドバイスの元、フルートの演奏と共にマグカップに生け花が始まりました。小さなカップの中にできあがった生け花は舞台に飾られ、両端にある生け花と共に舞台を華やかに演出していました。

音楽と02

その演出の中、再びフルートの演奏が始まりました。曲は「G線上のアリア」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。既存の曲だけではなく、水墨画の桜の絵を見て即興で演奏もされていました。
オルガン奏者の方も舞台に上がられ、最後にフルートとオルガンのコラボに。曲は映画の「フラッシュダンス」と「ライオンキングメドレー」でした。
お客さんの中で、曲に合わせてリズムに乗って手を動かし、音楽を楽しんでいる人がいました。

音楽と03

すべての演奏が終わり、何人かにお話を聞きました。

オルガン奏者の方は、
「印象に残っている曲は最後に演奏したライオンキングの有名な曲で、拍手をいただけて嬉しかった」と答えて下さいました。

司会者の方は、
「音楽を通じて様々なつながりが生まれていくことが嬉しく、お客さんに喜んでもらえることが一番嬉しい。そういった声を聞くとやってよかったなと思う。これからも、これらの活動を通して音楽を人々の心へ届けていきたい」と語って下さいました。

マグカップに生け花をした方は、
○お花の配置などのアドバイスをいただき、楽しかった。(サポーターさん)
○気晴らしに近鉄百貨店に来て久しぶりに生け花をし、好きなクラシック音楽を聴けた。
○生け花が好きで参加した。普段童謡のコーラスをやっていて、フルートの演奏が好きでこのイベントに来た。
と、音楽に引き寄せられ生け花に参加し、満足そうにマグカップを持ち帰られる姿に、このイベントの相乗効果を見た気がしました。

「素敵なコラボレーション、音楽だけだと目で見る部分がなく、そこに生け花が加わって視覚的にも楽しめた」と男性のサポーターさんの感想も聞けました。

司会者の方によると、今回のプログラムは「コラボ」を重要視していたそうで、理事の奥様が生け花をされていて、そのつながりから今回のコラボが実現し、Aruさんとは事前のワークショップなどでコラボできるかも、という話は出ていたそうですが実際にコラボをすると決まったのは当日だったそうです。
音楽と舞台の会さんのオルガン・フルート・生け花のコラボだけでなく、Aruさんのアルハープ、そして世界芸術文化連盟さんの水墨画も加わったことで、市民団体さん同士のコラボレーションも実現し、まさに「縁が結んだ活動」だなと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>